2020年2月1日に中国武漢市第五医院の内部を撮影した市民ジャーナリストの方斌氏(スクリーンショット)


行方不明だった中国武漢の市民ジャーナリスト 江岸拘置所に拘留か

中国における中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大の状況をいち早く発信し、その後、行方不明になっていた市民ジャーナリストの方斌氏が、武漢市の江岸区拘置所に拘留されていることがわかった。大紀元が24日、地元関係者から入手した情報によって明らかになった。所在が確認されるのは、2020年2月9日以来だ。

方氏は昨年2月1日、武漢市の病院に潜入し中共ウイルスの感染状況をネット上に投稿した。映像には、武漢市第五医院から8人の遺体が5分の間に次々と運び出される様子が捉えられていた。武漢市の感染状況の深刻さを物語った映像は、瞬く間に国内外に広がった。2月10日、中国当局は方氏を連行。その後、行方不明となった。

11月24日、匿名を希望する武漢当局関係者が大紀元に「方氏の生存を確認した」と明らかにした。

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