オミクロン株、世界的な大流行の兆し 高い伝播性も病毒性は未知 既存の防疫体制の維持が重要=専門家
新型コロナウイルス変異株「オミクロン」が国内でも初症例が報告されるなど世界的な流行の兆しがある。専門家は、変異株の特性から伝播性が高まる可能性を懸念しながらも、病毒性は更なる調査が必要だと見ている。各国衛生当局や専門家は従来の防疫体制を守りつつ、間違った情報や煽りに警戒するよう呼びかけている。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月26日の報告書から、アフリカ南部・ボツワナで発見され、南アフリカを中心に広がったオミクロン株について発表した。報告書によると、オミクロン株はデルタ株に比べ「伝播性がより高く、免疫回避(抗体が形成された人の免疫攻撃を避けて感染させること)への懸念でワクチンの予防効果を下げ、再感染の恐れが高い」という。 現在、世界保健機関(WHO)は、オミクロン株についてデルタ株などとともに「危険視される変異体(Variant of Concern, VOC)」に分類している。
南アフリカの保健当局は12月2日、新型コロナウイルスの感染で新たな変異株「オミクロン」が同国で主流となり、感染が急速に拡大していると発表した。
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