中国当局、テンセントの公開前アプリなどを審査へ 「言論統制の一環」
中国工業・情報化部(省)はこのほど、IT大手の騰訊控股(テンセント)の9つのアプリがユーザーの権利やプライバシーを侵害しているとして、新規アプリと既存アプリのアップデートに関して審査する必要があると通達した。
中国国営中央テレビ(CCTV)電子版などは24日、今年に入ってから、工業・情報化部はアプリによるユーザーの権利への侵害を巡って調査していたと報じた。その中で、中国当局はテンセントのアプリが「関連規定に違反している」と問題視した。同省はすでにテンセントに対して臨時的な「行政指導」を行い、公開前の新規アプリと既存アプリの最新バージョンを審査用に提出するよう求めた。
テンセントが同日に出した声明では、同社は当局の審査に協力するとし、また、同社のアプリストアからアプリの利用やダウンロードは引き続き可能であると示した。
関連記事
「大学を出ても仕事がない」中国で「焼き肉職人学校」に応募殺到。その中には大卒者までいた。しかも今の中国では、「配達員学校」「垢すり学校」「ザリガニ学院」まで次々に誕生。若者たちの進路が大きく変わり始めている
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
「こんな上海は見たことがない」上海市民からそんな声が出ている。かつて人であふれた大型商業施設では閉店した店が並び、上海駅周辺も人通りが激減。中国経済の冷え込みが、ついに上海の街並みまで変え始めている
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている