北朝鮮の食糧不足の深刻化に伴い2021年8月に平壌で米を植え始めた北朝鮮の農家(AP通信社)

北朝鮮は空腹の市民に2025年まで「ベルトを締める」ように指示した

北朝鮮内の情報筋によると、北朝鮮は2020年に新型コロナウイルスを防ぐために中国との国境を閉鎖したため深刻な食糧不足にあえいでおり、2025年に国境を再度開くまでベルトを締めるよう市民に伝えている。

政府が市民に困難はあと何年も続くであろうと伝えた後、市民は2025年までどころか来るべき冬を越えることができないかもしれないと苦情を申し立てた。 

中国の丹東市の対岸にある北朝鮮の北西の国境の町である新義州市の住民は、「2週間前、食料緊急事態は2025年まで続くと人民班の会合で伝えられました。当局は2025年までに北朝鮮と中国の間の税関を再開する可能性は非常に低いと強調しました」と述べている。 

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