コロナ禍で…不安とうつ病の患者数は2倍増=OECD報告書
世界38カ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)は9日、新型コロナウイルス感染拡大の影響について新たな報告書を発表した。それによると、メンタルヘルス(精神衛生)への影響は大きく、不安とうつ病の患者数はデータがあるほとんどの国々で新型コロナ危機前の水準の2倍に増加していることがわかった。
メンタルヘルスへの影響は、特にメキシコ、英国、米国で顕著に増加した。日本も増加傾向にある国として取り上げられている。
このほか、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、OECD全体で医療費が急速に増加し、医療現場の人手不足は世界中に広がっており、感染者ではない人にも間接的な影響を及ぼしている。
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