米高官、中国の国連決議乱用を批判 「台湾当局の活動を妨げている」
アメリカ国務省で中国や台湾の政策を担当するリック・ウォーターズ国務次官補代理は21日、台湾の国際組織参与に関するオンライン討論会に参加した。中国政府が国連における中国の代表権を有するとした50年前の国連決議を乱用し、台湾当局の国際社会での活動を妨げていると強く批判した。
シンクタンクのジャーマン・マーシャル基金が主催する討論会で、ウォーターズ氏は、「中国政府は決議を乱用し、台湾当局による国連の活動への意義ある参加を妨げている。国連加盟国が台湾から重要な貢献を得られないようにしている」と非難した。また、台湾が国連の活動に参加できるよう、加盟国が台湾を支援するよう求めた。
台湾は、5月に開催された世界保健機関(WHO)の年次総会にオブザーバー資格での参加を求めたが、中国の反対により却下された。また、年間5000万人の旅客が空港を利用しているにもかかわらず、国際民間航空機関(ICAO)の総会の参加にも拒否されている。
関連記事
アメリカの漁師が、色鮮やかで極めて珍しい巨大なヒトデを捕獲した。このヒトデは、絶滅危惧種とされているヒマワリヒトデだった
中国共産党の西側への浸透工作が注目されている。EVバッテリー工場Gotion Inc.の中国親会社は、従業員が中国共産党への忠誠を誓う様子を示す報告と動画を出した。米国の各界から、同社と中国共産党との関係の調査が求められている。
ジム・リッシュ米国上院議員はikTokは洗脳マシンのようにできている、青少年を引きつけ影響している、数百万人の米国人の健康、安全、プライバシーにとって長期的に最も大きな脅威を引き起こす可能性があると指摘。
ワグネル傭兵団のリーダーであるエフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍トップのワレリー・ゲラシモフ将軍がウク […]
平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。