台湾情勢を引き続き注視=米加軍艦の台湾海峡通過で官房長官

[東京 18日 ロイター] – 松野博一官房長官は18日午前の会見で、米国とカナダの軍艦による台湾海峡通過について、台湾海峡の平和と安定のため、当事者間の直接対話に期待するのが日本の立場だとし、今後も情勢を注視すると述べた。

米加軍艦の海峡通過について「報道で承知しているが、そのような動きのひとつひとつにコメントするのは差し支える」と回答した。その上で「(中国と台湾の)両岸関係は経済を中心に深い結びつきを有している一方、 軍事バランスは全体として中国側に有利に変化してきている」と指摘。日本政府としては、「台湾海峡の平和と安定が重要であると考えており、台湾をめぐる問題が当事者間の直接の対話により、平和的に解決されることを期待するのが従来からの一貫した立場」として、「台湾をめぐる情勢について引き続き関心をもって注視する」と強調した。

共同通信の世論調査で岸田政権に対して安倍・菅路線からの転換を求める声が全体の68%に上った結果については、「岸田内閣としては、首相の所信表明演説にあるように、国民の声を真摯に受け止めてかたちにし、信頼と共感を得られる政治を基本的方針としている」と答えた。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍は中東に約9千人の海軍兵と海兵隊員を増派しており、複数の軍艦がすでに出航した。トランプ大統領が中間選挙後にイランへの攻撃を再開、強化するか検討する中、今後数週間から11月末にかけて、米軍の3個空母打撃群が中東に集結する可能性がある
ボーイングは、米海軍の次世代艦載戦闘機を開発するため、200億ドルを超える契約を獲得した。海軍との契約は、第6世代のF/A-XX戦闘攻撃機の本格開発を対象とし、地上試験、耐空性試験、システム試験、兵器試験に使用する機体も含む。
米国防総省は、迎撃ミサイルの生産能力を大幅に引き上げる。パトリオット向けは3倍、THAAD向けは4倍に増強。イランとの戦闘やウクライナ支援で在庫が減少しており、米軍は防衛産業の生産体制の立て直しを急いでいる
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
トランプ氏が米海軍の最新鋭空母で、電磁式カタパルトを取りやめ、旧来の蒸気式への回帰を指示した。中国共産党政権が海軍力を急速に増強する中、なぜ「最新技術」から逆行するのか。背景には、電磁式の信頼性をめぐる長年の問題がある