写真はマルコ・ルビオ議員(GettyImages)

米議員、中国スマホメーカー「HONOR」を禁輸リスト追加要請 昨年ファーウェイから独立

米上院議員はこのほど、昨年、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)から独立したスマートフォンブランド「HONOR(オナー)」を禁輸措置の対象に指定するようバイデン政権に求めた。

上院のマルコ・ルビオ議員やジョン・コーニン議員らは14日、バイデン政権宛に書簡を送り、オナーは米国家安全保障に脅威をもたらすとして、同社を米商務省の禁輸リストに追加するよう要請した。同リストに追加されると、同社はファーウェイと同様に、米企業から部品や技術を取得できなくなる。

ロイター通信によると、議員らは書簡の中で、オナーは中国当局の「武器」であると指摘した。書簡はまた、ファーウェイが昨年11月にオナーを売却した後、同社は現在、無制限に米企業の技術を入手していると強調し、「中国当局は、ファーウェイからオナーを切り離したことで、米国の禁輸措置を回避できた」とした。

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