犬の鼻は医療器具より優れている? 肺がんをはじめとする様々な病気を嗅ぎ分ける
人間の良い友である犬は、訓練によって、ランドセルに隠したリンゴや、空港の麻薬売人が密輸した麻薬を嗅ぎ分けることができるだけでなく、肺がんや前立腺がんをはじめとする人間のさまざまな病気を嗅ぎ分ける事ができます。
現在、肺がん検診は主にCTスキャナー(コンピュータ断層撮影)を用いて行われており、肺がんの死亡率は20%減少していますが、誤診の約4分の1は確認のための追加検査が必要です。 ドイツの研究者は、肺がんの匂いを嗅ぎ分ける訓練をした犬が、高い精度で肺がんを判定できることを発見しました。
ヨーロッパの呼吸病雑誌(European Respiratory Journal)に掲載された研究では、研究者らは、2匹のジャーマンシェパード、オーストラリアンシェパード、ラブラドールレトリバーを訓練し、彼らは、肺がん患者の100個の呼気サンプルのうち71個を正常に識別し、健康な人の400個の呼気サンプルのうち372個を正しく識別し、偽陽性率はわずか7%でした。研究者のThorsten Walles博士は、この犬が肺がんを特定する能力が、コンピュータ断層撮影と気管支鏡検査の組み合わせよりも高いことに感銘を受けたと述べています。
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