2020年6月、グローバル協力訓練枠組み(GCTF)5周年記念。米国在台湾協会(AIT)のウィリアム・ブレント・クリステンセン処長(左)、台湾外交部の吳釗燮(中)、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰所長(右)(陳柏州/大紀元)

日米台のグローバル協力訓練枠組み、台湾の国際組織への参加を支援

9月29日、台湾と米国、日本は「グローバル協力訓練枠組みGCTF)」のオンライン会議を開いた。米国側が台湾の国際組織への参加を支援すると再び強調した。

米在台協会台北事務所のジェレミー・コーンフォース副所長は、台湾は「アジアにおけるシリコンアイランド」として評価し、世界に自主的で質の高い技術をシェアしていることに称賛した。また、米国は台湾が世界保健機構(WTO)など国際組織への参加に支持すると語った。

台湾の呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長は、コロナ禍において、台湾は不可欠な存在であり、得意分野のテクノロジーを貢献する用意があると述べたうえ、「今こそ台湾が国連などの国際組織から不適切に排除されていることを解決すべき」と強調した。

日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表は、台湾が国際社会の持続可能な開発や繁栄に貢献していることに称賛すると述べた。コロナ禍におけるSDGs実現の重要性が顕現化したと述べ、国際社会は「誰1人も取り残さない」という原則を守るべきであると強調した。

2015年、AITと台湾外交部は「グローバル協力訓練枠組み(GCTF)」を成立した。2019年に日本が正式に参加した。今回のオンラインGCTFは、テクノロジーがいかに回復力を高め、SDGsに向けた進捗を加速させることができるかに焦点を当てた、初めての会議となった。

(蘇文悦)

関連記事
アメリカの漁師が、色鮮やかで極めて珍しい巨大なヒトデを捕獲した。このヒトデは、絶滅危惧種とされているヒマワリヒトデだった 
中国共産党の西側への浸透工作が注目されている。EVバッテリー工場Gotion Inc.の中国親会社は、従業員が中国共産党への忠誠を誓う様子を示す報告と動画を出した。米国の各界から、同社と中国共産党との関係の調査が求められている。
ジム・リッシュ米国上院議員はikTokは洗脳マシンのようにできている、青少年を引きつけ影響している、数百万人の米国人の健康、安全、プライバシーにとって長期的に最も大きな脅威を引き起こす可能性があると指摘。
ワグネル傭兵団のリーダーであるエフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍トップのワレリー・ゲラシモフ将軍がウク […]
平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。