中国の新たな海上交通安全法、「好きな時にスイッチ押せる時限爆弾みたいなもの」=ベトナム紙
紛争海域における外国船舶の航行・進入の取り締まりを海上保安機関に許可する新しい「改正海上交通安全法」を中国が施行したが、インド太平洋地域の同盟・提携諸国は速やかに同法を無効として反対する意向を表明した。
アナリスト等の見解によると2021年9月1日に発効した同改正法は、国際法や国際的な条約を無視して東シナ海と南シナ海の広大な権益確保に注力する中国の新たな策略である。
インドのPTI(Press Trust of India)通信の報道では、今回改正された海上交通安全法では、中国が領有権を主張する海域を「潜水艇や原子力船、また放射性物質、大量の石油、化学物質、液化ガスなどの有毒・有害物質を運搬する船舶」が航行する場合は報告が義務付けられている。 提出義務のある情報には船舶の呼出符号、位置、次の寄港地、到着予定日などが含まれる。
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