(花火 / PIXTA)

古代と異なる中秋節 月餅はいつから普及したのか?

中秋節の贈り物は、昔から中秋の名物として親しまれてきました。中秋節の贈り物は、いつ頃から始まったのでしょうか?また、古代と現代では、中秋節の贈り物が異なっています。古代や中世の中秋節で、月餅を贈らなければ、何を贈ったのでしょうか?そもそも月餅はいつから普及し、形は今と同じでしょうか?これらを一緒に推測してみましょう。

昔から今日に至るまで「2つ」の中秋があり、お祝いや贈り物の習慣も大きく異なっています。1つは、太陽がもたらす「秋分」の日です。節気において本来の「中秋」であり、秋の中間点として、昼と夜の長さがほぼ等しい日(今年は9月23日)になります。もう1つは、民間での「中秋節」は仲秋の望日で、現在で言えば旧暦の8月15日なのです。

はるか昔の古代人は、「中秋」、つまり秋分の日を非常に重要視していました。この日には月祭りが行われ、彼らは畏敬の念を表しました。この祭りは、中国文化の歴史と同じくらい古いものです。『大戴礼記』によると、古代の夏、商、周の時代に「夕月」と呼ばれる秋の月祭りがあったことが分かります。『周禮注疏』では、「天子常春分朝日、秋分夕月」(天子、常に春分に太陽をまつり、秋分に月をまつる)と記されています。夏、商、周の時代から清の時代まで、中秋にはいつも天子が百官を率いて、西郊で月を祭る儀式を行いました。中秋節に月を祭る元の由来は、この「夕月」と呼ばれる儀式から来ています。

▶ 続きを読む
関連記事
玉ねぎは生がいい?加熱がいい? 栄養を生かす食べ方、紫玉ねぎと白玉ねぎの違い、胃腸にやさしい調理法を紹介します
「膝の痛みなら手術」と考えている人は要注意です。10年間の研究で、よく行われる半月板手術が痛みや機能を改善せず、むしろ変形性膝関節症の進行と関連する可能性が判明。手術を急ぐ前に知っておきたい意外な事実とは?
目を酷使する毎日だからこそ、休ませ方が大切です。温湿布、目の運動、食事まで、目を整える実践ケアを紹介します
ステーキより安いレバーに、実は豊富な鉄分やビタミンが。捨てていた部位を見直すと、食費にも体にもやさしい食べ方が見えてきます
夏の肌は、紫外線と冷房で思った以上に乾きがち。メロンやスイカなど、食べて潤す5つの瓜類を紹介します