能力強化と輸出増加を目指して…ロボット導入を推す韓国防衛部門
韓国の政府当局の発表では、防衛部門における自動化がますます重要な役割を果たすようになっており、技術強化により同国の防衛能力が高まり、主要な防衛製品輸出国としての韓国の地位が確立されつつある。
アナリスト等によると、現在人間に委ねられている作業を実行できるロボットを構築することが、人口と労働力、特に徴兵対象人口が減少傾向にある同国のメリットに繋がる。
韓国の環太平洋戦略研究所(Pacific Rim Institute for Strategic Studies)上級研究員を務める金在烨(Kim Jae Yeop)博士は、「すでに韓国政府は2018年に59万人であった韓国軍の兵力が2022年には50万人に減少すると予測している。つまり、わずか4年間で約10万人の兵力が消失するわけである」とし、「しかも少子化傾向を考慮に入れた多くの研究では、2030年代初頭までに軍隊人員数が40万人以下に減少する可能性が指摘されている」と説明している。
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