太平洋の島国であるパラオ共和国のロックアイランドの全景。 2018年2月15日撮影(Photo by MIKHAIL FLORES/AFP via Getty Images)

第二列島線上のパラオ、海自と訓練 8月初旬には米長官と防衛義務を確認

1日、海上自衛隊インド太平洋方面派遣部隊が太平洋島嶼国地域を初訪問し、パラオ海上保安局とともに、親善訓練を実施した。防衛省は「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を、世界中で進めるとコメントを発表している。

この訓練の海空域は、西太平洋のミクロネシア群島に位置するパラオ周辺。2日から4日にかけて、同国コロール港に寄港する。海自からは護衛艦「かが」、「むらさめ」、「しらぬい」そして搭載航空機(SH-60K) が参加した。パラオは海上保安局巡視船「ケダム」、「レメリーク2」が参加した。主に通信訓練、戦術運動、捜索救難訓練などを行った。

パラオは、8つの主な島と約340の小さな岩礁からなり、人口は約2万人。 パラオは独立以来、米国の自由連合協定に加盟しており、独自の軍事力を持たず、米国がパラオ防衛のための軍事的義務を負っている。

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