2021年2月3日、WHO専門家チームが新型コロナウイルスの発生源を調査するため武漢ウイルス研究所に到着したとき、研究所外に配置された警備員たち(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

ウイルス発生源調査、前国務長官顧問マイルズ・ユー氏の「鋭い直感から始まった」=米WSJ

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は24日、米政府による新型コロナウイルス(中共ウイルス)の発生源調査は、トランプ政権で対中政策顧問を務めていた、余茂春(マイルズ・ユー)氏の鋭い直感から始まったと報じた。

余氏は、2020年初めに中国政府が武漢での同ウイルスの大規模感染を認めた直後、渦中の武漢ウイルス研究所の公式ホームページをダウンロードし保存した。同氏は、中国政府が同研究所の敏感な情報の削除を予想したからだという。

同氏は当時、ポンペオ米国務長官の対中政策・計画担当首席顧問を務め、中国で生まれ、文化大革命を生き抜いた学者でもある。

▶ 続きを読む
関連記事
妊娠中にCOVID-19に感染した母親の子どもは、3歳までに自閉症など神経発達障害と診断される割合が、感染しなかった母親の子どもよりリスクは上昇するが、全体としてのリスクは低いと研究者は強調している
新型コロナの新変異株NB.1.8.1がEU域内で今後拡大する見通し。現在米国では感染の3割以上を占め、中国で急拡大した株でもある。
中共疾病予防管理センターの発表によれば、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の確定患者数は全国的に数週間連続で増加し、陽性率は22.8%に達した
中国共産党は新型コロナウイルスの流行がすでに沈静化したと主張しているが、各地では依然として死亡者数の高止まりが続いており、社会的関心が高まっている。亡くなっているのは高齢者に限らず、若年層や医療従事者にも広がっている。
中国各地でコロナ感染が再拡大し、住民や医師からは実態が公式発表を大きく上回る深刻な状況との報告が相次いでいる。