「中国製ワクチンを認めない」米ジョンズ・ホプキンズ大学が新指針 中国人学生は再接種へ
米名門ジョンズ・ホプキンズ大学(JHU)はこのほど、中国製薬会社のシノファームとシノバック社が生産する新型コロナウイルス・ワクチンなどを認めないとの声明を発表した。今月30日に新学期を迎える同大学は、すでに中国国内でワクチンを接種した中国人留学生について、10月8日までに改めてワクチンを受ける必要があると示した。
同大学は19日に発表した声明の中で、米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けたファイザー(Pfizer)、モデルナ(Moderna)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)3社のワクチンのみを認めるとした。
一部の中国人留学生によると、大学側から電子メールを受け取り、中国製ワクチンを接種したとしても認められないことを知ったという。同大学は電子メールの中で、「最新の研究報告では、デルタ変異株に対して一部のワクチンの有効性は低いことがわかった」とした。中国人留学生は10月8日までに、ファイザーなどのワクチンを再接種し、接種済証明書を提出する必要があるという。
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