アップルの刻印サービス、香港・台湾で検閲 「雨傘運動」「法輪功」を禁止=カナダ研究機関
カナダのトロント大学にあるネット検閲監視研究機関、シチズンラボ(Citizen Lab)は18日、米アップル社の刻印サービス(Engraving Serivces)は中国の政治人物、反体制活動家などのワードに対して検閲を行っているとの報告書を発表した。
報告書のタイトルは『危険な刻印:6つの地域におけるアップルの刻印検閲に関する分析(Engrave Danger:An Analysis of Apple Engraving Censorship across Six Regions)』。6つの地域とは中国本土、香港、台湾、日本、カナダと米国。
報告書は、アップル社はこれらの国において、1105のキーワード・フィルタリングルールがあると指摘した。また、同社が人種差別や性的なコンテンツに関する審査ポリシーに「一貫性がなく」、同社の公開文書においてもキーワード・リストの導出方法について説明がないという。
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