中国遼寧省丹東市の中級人民法院(地裁)は11日、国家機密を探った罪に問われたカナダ人実業家マイケル・スパバ氏に懲役11年の判決を下した。写真は北京のカナダ大使館で撮影、スクリーンに映し出されているのがスパバ氏(2021年 ロイター/Florence Lo)

中国、スパイ容疑のカナダ人に懲役11年判決 トルドー首相反発

[北京/オタワ/バンクーバー 11日 ロイター] – 中国遼寧省丹東市の中級人民法院(地裁)は11日、国家機密を探った罪に問われたカナダ人実業家マイケル・スパバ氏に懲役11年の判決を下した。カナダのトルドー首相は「全く容認できない」と反発し、同氏を直ちに釈放するよう求めた。

トルドー氏は声明で「スパバ氏に対する有罪判決と刑罰は不当なもので全く容認できない」と非難。「2年半以上にわたる恣意的な拘束、透明性を欠いた法的手続き、国際法で求められる最低の基準すら満たしていない裁判の結果出された判決だ」と主張した。

同じくスパイ罪で起訴されたカナダの元外交官マイケル・コブリグ氏とスパバ氏の釈放を要求した。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾空港の撮影禁止エリアを無断撮影し、SNSに公開した中国人インフルエンサーを2年間の入国禁止処分に
フランス当局が、中共に関連するとされる「海外警察署」9か所を摘発したと仏メディアが報じた。国内治安総局は、国境を越えた弾圧への対策を強化している
ウクライナの無人機による継続的な攻撃は、ロシアの精製能力に深刻な打撃を与え、全国的な燃料不足危機を引き起こしている。最近、ロシア政府は初めて問題の深刻さを認め、国内供給の逼迫を緩和するため、数十年ぶりにガソリンを輸入する計画だ
中国で7月1日に施行された「民族団結進歩促進法」。中国国内の少数民族への弾圧だけでなく、「越境弾圧」を強化し、日本でも拉致される可能性がある。ウイグルやチベット、南モンゴル、香港の出身者らに強く警告
中共が施行した「民族団結法」をめぐり、ニュージーランドのピーターズ外相は、同法は国内で法的効力を持たないと述べた。ACT党議員は、中共側への抗議を求めている