侍ジャパンは悲願の五輪金メダルを獲得した(Photo by Yuichi Masuda/Getty Images)

日本勢、7日に金3つ 侍ジャパンが悲願の五輪金メダル レスリングは2つ

大会16日目となる7日、日本は金3個、銀1個、銅1個、計5個のメダルという輝かしい成績を残した。この日行われた野球決勝では、侍ジャパンは米国との試合を2対0で競り勝ち、正式競技になってからはじめての金メダルを獲得した。

稲葉篤紀監督は「最高」の出来だったと試合後に語り、「選手の勝ちたい、金メダルを取りたいという気持ちが結束して、良いチームで良い試合ができた」と達成感を語った。坂本勇人選手は「東京2020オリンピックは、開催されると決まってから僕の一つの夢。金メダルを取れて感無量」と述べた。

レスリング男子フリースタイル65キロ級の乙黒拓斗が、金メダルを獲得した。日本の男子がこの種目で金メダルを獲得するのは、2012年のロンドン五輪以来だ。乙黒拓斗はインタビューで「(東京五輪が)開催されると信じてやってきた。その準備がラストで活かされた」と胸の内を明かした。

レスリング女子フリースタイル50キロ級決勝では、須崎優衣が圧勝して金メダルに輝いた。東京2020オリンピックで、レスリング日本女子の金メダルはこれで計4つとなった。須崎優衣は「今の自分があるのは、自分に関わってくれた全ての人のおかげ。感謝の気持ちでいっぱい」と涙をこぼしながら語った。

7日行われたゴルフ女子の最終ラウンドでは、稲見萌寧がニュージーランド選手とのプレーオフを制し、銀メダルに輝いた。日本ゴルフ選手のメダル獲得は初めて。空手は、男子組手75キロ超級の荒賀龍太郎が銅メダルを獲得した。アーティスティックスイミングは、惜しくも2大会連続のメダルに至らず、4位入選となった。

(大紀元日本語編集部)

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