マサチューセッツ州の野生動物病院では、負傷したカナダガンの手術を行いましたが、ガンの仲間が訪ねてきて、ドアの前に留まっていました。 これは、動物にも魂や感情があることを証明しているのかもしれません。
同州のケープ・ワイルドライフ・センターのFacebookへの投稿によると、7月13日、センター近くの池に生息するカナダガンのアーノルドが足を引きずり倒れているのをスタッフが発見したそうです。
獣医がアーノルドを診察したところ、足に2か所、ひどい骨折があり、早急に手術をする必要がありました。 これは、泳いでいるときにカメなどに襲われたことが原因ではないかと考えられています。
7月14日、獣医とスタッフがアーノルドの手術の準備をしていると、診療所のドアを軽く叩く音が聞こえてきました。見てみるとアーノルドの連れが、クリニックに侵入しようとしていました。
センターは、「アーノルドをどうやって見つけたのかわからないが、クリニックに入れなかったので取り乱してしまった」とFacebookに書いています。 彼はドアの前に留まり、手術の間ずっと見ていて、帰りませんでした。
アーノルドの手術は無事に終了しました。 アーノルドの麻酔が切れて目が覚めた後、スタッフは2羽
センターは、「連れてきた動物に会ってもいいですか」と聞かれることは多いですが、動物が動物の患者を訪ねてくるのは初めてのことです。 安全上の理由から、通常は動物の患者との面会は認められていませんが、今回は例外的にアーノルドと連れとの面会が認められました。
(翻訳編集 里見)
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