2021年7月22日、中国河南省鄭州市の低地に洪水によって流れ込んだ大量の車(Noel Celis/AFP via Getty Images)

中国河南省で土砂災害、生後3カ月赤ちゃん救出 母親が高所に押し上げたか

連日の豪雨により、土石流や山崩れに見舞われた河南省滎陽市(けいよう)市王宗店村で21日、生後3カ月の女の子の赤ちゃんが救出された。赤ちゃんはすでに瓦礫の下で24時間埋まっていた。赤ちゃんが救出された瞬間を捉えた動画は、中国のSNS上で転載され、注目された。赤ちゃんはその後、病院に搬送された。命に別状はないという。

中国紙・南方都市報によると、赤ちゃんの親戚である趙さんは「赤ちゃんの泣き声が聞こえた。救援隊がちょうど到着したから、赤ちゃんを救出することができた。赤ちゃんは母親によって高い場所に投げられたと思う」と話した。

赤ちゃんの母親とみられる女性の遺体は22日になって発見された。救援隊員らによると、女性の遺体は何かを持ち上げていた時の姿勢のままだった。「母親はきっと、危機一髪の時に子どもを持ち上げた」と隊員は話した。

中国メディアは、この母親と赤ちゃんの名前を公表していない。

趙さんによれば、王宗店村までの主要道路が洪水で崩壊したため、地元当局の救援活動が進んでおらず、村民は自力で救出活動を行っている。しかし、「(若い人は都市部に出稼ぎに行ったため)村に老人や子どもが多く残されている。彼らは自力で救済できない」と窮状を訴えた。

(翻訳編集・張哲)

関連記事
新築ホテル泊まったら内装のにおいがひどかった。滞在翌日子どもが川崎病を発症。ここでも、工事をした業者と管轄政府部門との癒着、賄賂などの存在があるに違いない。公式見解ほど、真実を覆い隠す「嘘」であるということだろう。一般人にできることは、新築ホテルには泊まらないことだ。
子どもは家族を従わせるための「人質」にされる。中国で子を持たないのはある意味「勝ち組」。そして子が産まれなくなるのは、滅びへの原初的第一歩。生まれても不幸にしかならないのなら、誰でもそうする。
まるで凶悪犯扱いの、中国の駅での恐怖な「安全検査」 恐怖を抱くものは、正常ではないというが、まさに。
攫われた子どもたちはどこへ? 中国に存在する「乞食ビジネス」の闇 共感を感じるというミラーユーロンが変異したか消えてしまった非人間の悪行は留まる所を知らない。どうすれば、人間でいられるのだろうか? 中共という闇の根源を実歴史の教訓としなければならない。
ある日突然、銀行預金を不当に凍結される。「汚職役人、ロクな死に方しないぞ」、中国の「高級裁判所」の外壁が派手に落書きされる。