台湾企業、日本紙に2度目の広告 ワクチン寄贈の感謝と五輪選手への激励
88の台湾企業と団体は22日、産経新聞に一面広告を掲載し、日本からのワクチン寄贈に感謝した。明日開幕する東京五輪に出場する台湾と日本の選手にもエールを送った。広告は台日文化経済協会の呼びかけで実現したものだ。
広告には「台湾、日本、力を合わせて頑張ろう」「ともに、コロナに打ち勝とう」などの言葉とともに、台湾を代表する動物の黒熊と日本の桃太郎が、協力して綱引きするイラストが添えられている。そして「ワクチンを送っていただいた日本の友情を永遠に忘れることはありません」と改めて日本に謝意を表した。
台湾メディアによると、オリンピックのロゴの使用に厳しい規定があるため、「2021夏」の文字は東京五輪を意味している。あえて開幕前日に広告掲載したのは台日選手を激励するメッセージが込められているという
6月13日にも130の台湾企業と団体が産経新聞に「ありがとう日本!」などと題した2枚の全面広告を出した。「患難見真情(まさかの時の友こそ真の友)」という言葉を引用し、ワクチンを迅速に提供してくれた日本の人々に感謝の気持ちを伝えた。
日本は先月から今月にかけて3度にわたり、台湾に英アストラゼネカ製のワクチン334万回分を寄贈した。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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