親台反中のリトアニア 専門家「中国への経済依存度が低いため」
欧州連合(EU)の小国リトアニア(人口270万人)は台湾との関係を深めている。香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」は17日、専門家の見解を引用して、「バルト三国は中国との貿易に依存していないため、中国を怒らせようと、失うものは何もない」と指摘した。
リトアニアは6月、台湾に2万回分のアストラゼネカ製の新型コロナウイルス(中共ウイルス)ワクチンを寄贈した。そして、10月までに台湾で代表機関(大使館に相当)の設置を目指している。さらに、同国政府は5月、中国と中東欧17カ国の経済協力枠組み17+1から撤退した。
報道は、「リトアニアなどかつて旧ソ連の支配下にあったバルト三国には、北京と距離を置くための、彼ら独自の理由がある」と指摘した。
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