米ネブラスカ州、7月を「共産主義による犠牲者の追悼月間」と定める
米国ネブラスカ州のピート・リケッツ(Pete Ricketts)知事は、7月を「共産主義による犠牲者の追悼月間」と定めた。ネブラスカ州が6月30日のプレスリリースで明らかにした。追悼月間に関する宣言は、宗教迫害や政治弾圧、人為的な飢餓、そして様々な反人道的な行為で亡くなった人々に焦点を当て、スターリンや毛沢東が行った犯罪行為について紹介している。
ソビエト社会主義共和国連邦や中華人民共和国などの共産主義政権が行った政治的粛清や宗教迫害、大規模な飢餓など様々な人道に対する犯罪行為によって、推定1億人の人々が亡くなっている、とプレスリリースは記している。
リケッツ知事は宣言のなかで、中国共産党の独裁者・毛沢東が行った「大躍進政策」は、中国の農民を動員した経済政策の失敗で、約4500万人の命が犠牲になったと述べた。この数字は、現代中国史の専門家フランク・ディケーター氏が中国の公文書や体験者の証言から算出したものだ。
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