新唐人テレビが米国ケーブルテレビ放送に参入
今年7月4日で成立一周年を迎える新唐人テレビの英語放送は近日、ニューヨークとロサンゼルスのケーブルテレビ放送に参入した。アメリカの視聴率データ調査会社の報告書によると、ケーブルテレビの加入数はニューヨークが740万世帯で、ロサンゼルスで570万世帯となっており、それぞれ全米第一と第二のマーケットだ。
新唐人テレビは2020年7月に英語放送を開始して以来、1年足らずで63のデジタルチャンネルを数え、米国の5000万以上の世帯にサービスを提供している。
新唐人テレビはアメリカ在住の中国人によって創設されたグローバルメディアである。2001年に中国語放送を開始して以来、衛星放送やケーブルテレビ、デジタル放送などに参入してきた。
新唐人テレビの英語放送は、毎日のニュース番組のほか、時事を分析する番組や、伝統芸術などを紹介する文化番組などで構成されている。
番組紹介
ここでは、数ある新唐人テレビの番組のうち、代表的なものをいくつか紹介する。
NTD Evening News
アメリカ国内外の出来事を取り扱うニュース番組。
放送日時:月曜日~金曜日(アメリカ東部標準時午後6時30分開始)
China In Focus
注目度が高い中国関連ニュースを紹介する。
放送日時:月曜日~木曜日(アメリカ東部標準時午後9時30分開始)、土曜日、日曜日(アメリカ東部標準時午後零時30分開始)
NTD Business News
「NTD Business News」は世界各地のビジネスに関するホットな話題を紹介する。
放送日時:月曜日~金曜日(アメリカ東部標準時午後5時開始)
NTD News Today
アメリカ国内のニュースのみならず、世界各地の出来事をカバーする。
放送日:月曜日~金曜日(アメリカ東部標準時正午開始)
Facts Matter
「Facts Matter」では司会者の「ローマン」ことRoman Balmakovが複雑な社会問題等を分かりやすく解説する。事実に基づく分析で、有用な情報を提供する。
American Thought Leaders
「American Thought Leaders」では、社会の分裂が進むアメリカにおいて、注目すべき意見や見方を取り上げている。Jan Jekielekが司会を務め、全米の影響力あるオピニオンリーダーを取材し、アメリカが直面する問題について深く議論を交わす。
Crossroads
数々の受賞歴がある大紀元の調査記者Joshua Phillipsが司会を務める「Crossroads」は、専門性の高い分析を中心とする番組だ。ニュースの背景にあるものを見つけ出し、現代社会の問題を解き明かす。
(大紀元日本語ウェブ編集部)