比・独立記念日、中国大使館前で反中デモ「中国出ていけ」
フィリピン独立記念日である12日、同国の複数の市民団体は千人超の支持者を集め、中国大使館前でデモ抗議を行った。「中国は出ていけ」「中国の傀儡政権を終わらせろ」などのスローガンを掲げ、今年3月から西フィリピン海に停泊している中国船の退去を求めた。
今年3月以来、南シナ海・南沙諸島の領有権問題をめぐり、フィリピンと中国の関係が緊張している。フィリピン政府は同国が領有権を主張するウィットサン礁(Whitsun Reef)周辺に集結した約220隻の中国漁船を、自国排他的経済水域( EEZ)から直ちに撤退させるよう要求している。
過去3カ月間、フィリピン当局は外交的な抗議活動を続けてきたが、5月12日時点でもなお、約287隻の中国海上民兵船が散在しているという。
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急増するサイバー犯罪に対処することを目的として、フィリピン政府と民間部門はサイバー耐性の向上や訓練プログラムといった一連のサイバーセキュリティイニシアチブの実施に乗り出した。
[マニラ 19日 ロイター] - 強力な台風に襲われたフィリピン中部のボホール州で、少なくとも72人が死亡した。アーサー・ヤップ州知事が19日明らかにした。犠牲者数はフィリピン全土で100人を超えている。 ボホール州はロボック川などフィリピンの人気観光地を抱える。ヤップ知事は、現在の死者数は一部の報告に基づいたものにすぎないと述べ、実際はまだ増加する可能性を示唆。フェイスブックのアカウントを通じて
南シナ海で座礁しているフィリピン海軍の老朽軍艦に物資を補給する比民間船舶の作業を妨害した中国は、その後同座礁船の撤去を要求したが、2021年11月下旬、フィリピン国防相は同座礁船を撤去しない意図を表明した。
2021年7月にフィリピンの地理空間分析会社が発表した報告書によると、中国籍の船舶が投棄した海上廃棄物によりフィリピンの環礁と諸島周辺の脆弱な生態系に大きな損害が発生した。
南シナ海や台湾海峡で中国共産党(以下、中共)の脅威がエスカレートしている中、元フィリピン海軍副提督ロンメル・ジュデアン(RAdm. Rommel Jude Ong)氏は、米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで、フィリピン、台湾、日本は防衛面で密接な関係にあると述べ、3カ国が協力して対中国防衛政策を展開することを呼びかけた。