立川男女殺傷事件 容疑者の少年を家裁へ送致
立川市内のホテルで男女2名を殺傷した容疑で逮捕されていた少年(19)が4日午前8時半頃、立川署から家庭裁判所へと送致された。
少年は1日、東京都立川市内のホテルで男性を殺害しようとした容疑で逮捕された。警視庁立川署は捜査本部を立ち上げ、事件に至った経緯や供述内容を調査し、押収したスマートフォンやパソコンの解析を進めている。
少年法の規定により、事件はすべて家庭裁判所へと送致し、起訴する場合には検察に逆送する。現在では、事件時に16歳以上の少年が、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた場合は、刑事処分相当として検察官に送致する「原則逆送」の手続きが取られており、成人と同様に裁判にかけられる。
(王文亮)
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