ベトナム出身の Thu Hien Ta さん(33 歳)は、2015 年初めにステージ 3 の乳がんと診断されました。(Thu Hien Ta 提供)

法輪功を修煉して乳がんを克服 3人のママに

人生を一度諦めかけたヒエンさん。しかし、過酷なガン闘病の末、中国の気功修煉法「法輪功」に出会い、ガンが消失しました。今では3人のママとなり、家族経営のお店を営みながら幸せな生活をおくっています。ベトナム北部のトゥー・ヒエン・ターさん(33歳)の体験談をご紹介します。

忘れられない診断

2015年に次女を出産してから身体に違和感を覚えたヒエンさんは、医者からステージ3の乳がんと診断されました。まだ幼い2人の娘のことを想い、「医師から死刑宣告を受けたような気持ちになりました」とヒエンさんは振り返ります。

1回目の手術を受けたあとも、彼女の病状は改善されませんでした。すでに大量の血液を失ったうえに、腫瘍はどんどん大きくなっていたのです。ヒエンさんは、ガンとの闘いの中で化学療法が「最も苦痛」だったと言います。強い痛みと疲労が彼女を襲い、身体が衰弱していきました。精神的にも肉体的にも限界を迎えていたのです。

「自分の葬儀の光景や、娘たちが私を探す姿が毎晩のように浮かんできて、眠りにつくことができませんでした」

そして最後の治療のとき、ついに「諦めよう」という言葉がヒエンさんの頭をよぎりました。48時間嘔吐が止まらず、食べることも飲むこともできなくなりました。夫に「死なせてほしい」と頼んだと言います。家族も悲しみに打ちひしがれ、もう残された時間は長くないと覚悟しているようでした。

人生の転機

2015年10月、人生の転機が訪れました。8回目の化学療法を終えたヒエンさんに従姉妹が『轉法輪』という本を紹介してくれたのです。教師を引退したばかりの64歳の従姉妹は、年齢よりもずっと若く見えたそうです。従姉妹が体験した高い健康効果の話を聞き、スピリチュアルなものを信じていなかったヒエンさんも本を読んでみよう思いました。

「本を読み終わった後、身体が雲のように軽くなったと感じました。寝ている時は体が浮いているようで、心の苦しみが消えました」とヒエンさんは振り返ります。

法輪功の五式の穏やかな煉功動作を行うにつれて、身体にも大きな変化が現れました。

「法輪功を修煉してすぐに、ガンが消えました。身体の中で大きな変化が起こっているのが分かりました。病院で検査を受けたところ、私の血液の数値が普通の人よりはるかに良くなっていました。これは本当に奇跡です」

『轉法輪』を読み、心の修煉に励むことで病を克服しただけでなく、人生観と世界観が180度変わりました。法輪功の基本原則「真・善・忍」は彼女の心の奥底を振動させたのです。

(Thu Hien Ta 提供)

この幸せをみんなと分かち合いたい

法輪功を始めて3カ月後、ヒエンさんに「もう一つの奇跡」が起こりました。治療により数年間、妊娠は難しいと言われていたにもかかわらず、3人目の子供を授かることができたのです。

「医者から妊娠・出産はガンの再発リスクを高めると言われました。しかし、法輪功を修煉し心身ともに健康になった私は、自分が患者であることをすっかり忘れていたのです。私の妊娠は、許可されたものでも、予想されたものでもなく、まさに奇跡でした」

心配する家族の反対を押し切り、出産を決意したヒエンさん。縁あって赤ちゃんがママの元に来てくれたのをわかっていたのです。

しかし、検診で赤ちゃんの首にへその緒が巻きついていることがわかり、医者に手術を勧められました。ヒエンさんは平静を保ち、自分の信念を守り続けたそうです。そして、手術をすることなく、4キロの女の子を無事出産しました。

「娘は4歳になりました。元気いっぱいの女の子です。医者も、親戚も、友達も、みんな法輪功の奇跡を目にしました」

そして最後に、ヒエンさんはこう締めくくっています。

「この幸運がみんなの元にも届くことを願っています」

(Thu Hien Ta 提供)

(翻訳 蓮夏)

 

 

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