下腹部の腹筋を刺激する運動の一例。運動だけでなく、飲食など生活習慣の改善も必要です。(楊宗翰氏提供)

なんとかしたいお腹回り テレビ見ながらできる2種の運動

男女を問わず、中年以降になると無情に出てくる下腹部が気になるものです。「お気に入りのズボンやスカートがはけなくなった」などの悩みだけではなく、そうした肥満が生活習慣病の要因になることは否定できない事実。コロナ禍のため活動制限もまだ続く昨今ですが、せめて年齢相応の健康を維持するために、メタボな「お腹」をなんとかする努力を今から始めましょう。

良くない生活習慣と加齢によって増えた脂肪は、確実に下腹部にたまります。年齢を重ねると、仮に体重はあまり変わらないとしても、筋肉が落ちて脂肪が増えることは避けられません。脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があることは良く知られています。そのうち、中年以降の男性に多い内臓脂肪型の肥満は、主に腹部の内臓に脂肪がたまるものです。

女性に多い皮下脂肪型の肥満に比べて「内臓脂肪型の肥満は体重が落としやすい」と言われていますが、実際、そううまくはいかないもの。台北市にある康禾漢方医院の主治医・楊宗翰氏も「下腹部は、体の脂肪が蓄積しやすい第一の部位で、痩せにくいところです」として、下腹部が太るのは、生活習慣のほか、ホルモンの変化も関係すると指摘します。

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