医山夜話
夫婦喧嘩
白熱したケンカの原因は、パンを厚切りにするべきか、それとも薄切りにするべきかについての論争でした。
ダイアナとスティーブはお互いに信仰や生活スタイル、観念が異なるため、ケンカはますますエスカレートしました。彼らは互いに攻撃しあい、荒っぽい言葉も口から飛び出して、二人とも顔面蒼白になりました。
ダイアナは6カ月の娘を夫の手元に残し、2階へ上がっていきました。10分ほど経ち、娘の泣く声が聞こえきたので下へ降りてきたダイアナの目に映ったのは、夫の息苦しそうな光景でした。このようなことは過去にもありました。スティーブは、「119に電話してくれ、私はもうだめだ…」と彼女に頼んできましたが、ダイアナはあまり気にかけていませんでした。電話をかけた後でも、心の中では先ほどのケンカの場面を思い浮かべ、今度反論したらきっと彼の言い分がなくなる、と彼女は考えたりしていました。
関連記事
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
街角のハトは、ただの迷惑な鳥ではありません。肝臓で方角を読み、人の顔を覚え、絵画も見分ける驚きの能力を紹介します
ストレスやトラウマは、体の緊張や呼吸に残ることがあります。体の感覚から心の回復を支えるソマティック療法を解説します
教室にスクリーンが増えるほど、子どもは本当に学びやすくなるのか。教師との対話、紙で考える時間、学力低下の関係を見直します
大英博物館で公開された名画『女史箴図』。単なる女性への戒めではなく、天地の理や人倫の調和、そして愛や情を永く保つための「節度」と「内面の美」を描いた本作から、現代の家庭にも通じる真の生き方を読み解く