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≪医山夜話≫ (4)

医者の道徳

「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャの医学家・ヒポクラテス(紀元前377年~460年)が書いた『ヒポクラテスの誓い』は西洋医学史の中でも有名な医者の倫理に関する文章で、『ヒポクラテス全集』に収録されています。米国の医学部生は卒業後、医療の道に進むにあたり、この『ヒポクラテスの誓い』に沿ってどのように道徳理念と人道主義を守るのか、という誓いの言葉を書かなければなりません。

「この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与え、必要がある時には助ける。師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える」

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