チベットの光 (63) 兄妹の再会
ある日、ミラレパの郷里で仏像を前に一年に一度の塑仏像大集会が催されるというので、妹のプダも郷里に戻って食を求めた。狩人の一群が、そこである歌を歌い、周りの人たちも拍手喝采し、聞く人を惚れ惚れとさせた。プダもやってきて、この歌詞を聴くと、嘆息を禁じえなかった。
「この歌詞の境涯はなんて高いのかしら。この歌詞を作った人は、きっと活佛だわ」
「ははは!」その中の狩人の一人が聞いて大笑いして言った。「わしには、この作者が活佛か凡人かは知らん。しかし、この歌はなぁ、おまえさんの唯一残された骸骨のような兄さんが、飢えて生きるか死ぬかという際に歌った歌なんだよ」
関連記事
「朝活」は本当に正解なのか。30日間の実験が教えてくれた、続けることと休むことの意味。
「続ける力」は意志の強さではなく、“なぜそれをするのか”にあるのかもしれません。最新の心理学研究をもとに、習慣が続く人の共通点と、無理なく行動を継続するための考え方を紹介します。
健康や若々しさを意識して、ビタミンB3関連サプリを取り入れる人が増えています。しかし新たな研究では、NMNなどの成分が膵臓がん細胞を助け、化学療法の効果に影響する可能性が示されました。
頭痛は「ただの疲れ」とは限らない。くも膜下出血・急性緑内障・脳出血など、命に関わる危険なサインを早期に見分ける方法と、日常でできる予防策・ツボ押し・食事法を専門家が解説
週に一度の料理が、脳と体を同時に刺激し、認知症リスクの低下につながる可能性があります。家庭料理の意外な力とは。