医山夜話
金銭で買えない病気の代役
私の友人に、ダイアナという女性がいます。ある日、病院に行った彼女は医者に言いました。「この世の中、何でもお金で買えますが、私の代わりに病気にかかってくれる人はなぜ見つからないのでしょうか? お金を使えばどんなサービスでも手に入りますが、私に代わって病気になってくれる人が見つかりません」。この話は一見、とてもおかしく聞こえますが、これはまさしく彼女の心の底から発した声なのです。
某大手会社の副社長を務めるダイアナは地位と名声を手に入れましたが、健康状態は悪化しました。自分の肥満症を治すために、彼女は知恵を駆使して世界で最も先進的な治療法を探っていました。
ダイエットのため、彼女は最も有効的かつ簡単であると思われる方法を選びました。自分の胃袋の3分の2を切除することにしたのです。これが、過食で太る悩みを根本から解決すると思っていました。しかし、手術後彼女はいつも飢餓感に襲われ、一日3食から一日10数食に変わり、体重は以前より増えてしまいました。
関連記事
子どもを守るつもりの行動が、実は自信や回復力を弱めていることがあります。心理学者が指摘する「過度な養育」の5つのサインと、子どもの自立を育てる関わり方を解説します。
古代中国の食医は、薬ではなく「食事」で体を整えていました。五行や季節の変化を読み取り、食材の性質で気の流れを調える――東洋医学の原点にある食の知恵を解説します。中医学
食養生
薬食同源
睡眠時間を少し削るだけでも、将来の健康に影響するかもしれません。最新研究では、睡眠は食事や運動以上に寿命と強く関係する可能性が示されました。なぜ十分な睡眠が長生きにつながるのか、その理由と健康への影響をわかりやすく解説します。
突然の不調に、足がヒントをくれる?中医学と最新研究から読み解く足反射ゾーンの仕組みと、自宅でできるやさしいケア法を解説。見る・触れるだけでわかる体からのサインも紹介します。
助ければ感謝されるとは限らない——イソップ寓話「オオカミとツル」が伝えるのは、人の善意と期待の落とし穴。