米連邦最高裁が審理へ、銃を隠し持つ権利でのライフル協会上訴

[26日 ロイター] – 米連邦最高裁は26日、人前で拳銃を隠し持つことを禁じるニューヨーク州法に対し、所有者2人と全米ライフル協会(NRA)ニューヨーク支部が申し立てた異議を取り上げることに同意した。審理の結果によっては全米的な銃火器規制の取り組みの後退につながる可能性もある。

ニューヨーク州の銃火器認可当局の職員が、所有者2人に「隠し持つ」許可は与えたが、州法に基づき使用を狩猟と射撃場でのみに制限。2人は自衛のため家の外で隠し持つことが必要だと主張し、州の規制が合衆国憲法修正2条に違反していると訴えた。しかし、下級審ではこれを退けていた。

連邦最高裁は2008年、自衛のためであれば家に銃を置く権利が個人にあると認める判断を始めて下しており、今回はこれ以来の修正2条を巡る最も重大な判断になる可能性がある。訴えている2人は、「家の中」は「家の外」に拡大されるべきで、人前で銃を隠し持つことは束縛されない権利だと主張している。

▶ 続きを読む
関連記事
香港民主活動家が国安法で指名手配後、滞在先の台湾で防犯カメラ切断や塗料散布の被害に遭った。台湾当局は香港人容疑者2人を特定し、越境的弾圧の疑いとして捜査を進めている
米国のトランプ大統領は、グリーンランドでの鉱物資源開発に関与する方針を示した。希土類をめぐる脱中国依存を念頭に、同地との枠組み協定を結んだと発表しており、資源と安全保障の両面で注目を集めている
台湾の頼清徳総統は22日、自主的な国防体制の構築が経済の安定につながるとの考えを示した。中共の圧力が続く中、防衛力の強化と国際連携の重要性を訴えた
トランプ米大統領は22日、エアフォース・ワン内で記者団に、米国がイラン情勢の推移を注視しており、すでに大規模な艦隊をイラン周辺海域に派遣していることを初めて明らかにした。その上で、米国がイランに対して武力行使に踏み切る必要がないことを望むと述べた
トランプ米大統領は、NATOとの合意により、米国がグリーンランドを恒久的に使用する権利を得たと表明した。NATOおよびEUは、ロシアや中共を念頭に北極地域の防衛強化を進める方針で、米欧の安全保障協力が焦点となっている