チベットの光 (37) 絶望
辛い気持ちで、ほとんど這うようにして仏堂を出たウェンシーの絶望感は、筆舌に尽くしがたいものだった。部屋の中で大声で泣きわめき、絶えず心の中で思った。「ここにいても苦しみに苦しみを重ねるだけだ。法を得られなければ、生きることに何の意義があろうか?自殺したも同然だ!」
彼はこのように思い、考えれば考えるほど心が痛んだ。せめてもの慰めは、彼が泣き暮らしたその晩、師母が一晩中付き添ってくれたことだった。
次の日の早朝、師父は人を遣わしてウェンシーを呼んだ。ウェンシーは灌頂を受けられるのではないかと思い込み、師父の元へと急いだ。
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