【医学古今】

鍼灸 予想外の効果

 鍼灸治療を施していても、治療効果を予測できない場合がよくあります。軽い病気でもなかなか効果が得られないこともあれば、難しい病気に対して非常に早く効果が得られることもあります。今回、予想外の効果があった鍼灸の治療例をご紹介しましょう。

 一人の60代の男性が顔面部の神経痛で鍼灸院を訪れました。顔面部の神経痛を長く患い、症状は口を開け閉めする度に激しい痛みが走り、食事がうまく食べられず、話すことも困難でした。それ以外に腎不全で透析も受けていました。

 顔面部の神経痛の患者さんを治療したことは何度かありましたが、効果はあっても完全には痛みが取れませんでした。一方、この患者さんの症状を聞き、腎不全の体質状況を考えれば、効果を得るのは難しいと思われました。

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