老子は『道徳経』の中で、天、地、人の自然法則を説いた(イラスト=大紀元)

【党文化の解体】第2章(4) 「神佛の存在を否定する」

1-2)佛家と道家を批判する

 1-2)-(1)  神佛の存在を否定し、信仰の動機を歪曲する

 老子の思想は孔子によって「雲の中の龍」と考えられ、今日の西方学界によっても老子の思想は依然高く評価されている。「福には災難が付き添い、災難に福が潜む」、「千里の道は、一歩から始まる」等の『道徳経』に見られる箴言は今に至るも影響力を保っている。

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