古代中国の物語
僧侶と盗賊
昔、寺で修行に励む一人の僧侶が寝ている時、神からのお告げがあった。神は、「お前の天寿は明日で終わる。朱二(しゅ じ)という盗賊が白馬に乗ってお前の命を取りに来る。お前は、前世で彼に借りを作ったからだ」という。僧侶は、「私はこれまでに沢山の善行を積んできました。どうかお慈悲を、お助けください」と神に懇願した。「それはできない。救えるのはお前自身だ」と神は言い残した。
翌朝、盗賊が現れた。盗賊は僧侶を脅かして財宝と女性たちの所在を問い詰めた。僧侶は目の前にいる白馬を見ながら、神のお告げのことを思い出した。「私は業を積み重ね、既に死ぬべき時が来たのだ。財宝と女性たちの在りかを知らせれば、新たな業を作ってしまうのではないか」。僧侶は、盗賊に言った。「あなたに教えるわけにはいかない。あなたは朱二でしょう。どうぞ私の命を取りなさい。私一人で十分だろう」ときっぱりと言った。
盗賊は驚いて僧侶に聞いた。「なぜ俺の名前を知っているのだ?」僧侶は自分が見た夢のことを盗賊に打ち明けた。
関連記事
ネギやショウガ、ニンニクも、体質によっては不調の原因に。体に良いはずの食材が合わない場合と、食べ方の注意点を紹介します。
AIと効率化が進む現代、左官職人は自らの手のひらで壁と対話し、素材の息遣いを感じ取る。機械では決して再現できない「職人魂」と手仕事の記憶。失われゆく伝統の根と、現場に希望を見出す若者の姿を描く
片頭痛やしびれの原因は、痛む場所とは別にあるかもしれません。首・肩・臀部に隠れるトリガーポイントと筋膜痛の見分け方を紹介します
毎日水やりしているのに花や野菜が元気にならない。原因は水の量ではなく、時間やかけ方かもしれません。水やりの5つの間違いを紹介します。
午後のイライラ、眠気、口の渇きに。蒸し鶏や枝豆、杏仁豆腐など、コンビニで選べる処暑の薬膳ランチを紹介します