中国と中東欧17+1首脳サミット、複数国の首脳が出席せず 香港問題などが影響
9日に開催予定の中国と中東欧諸国の「17+1」首脳サミットは、リトアニアを含む複数の欧州国家の首脳が出席を辞退したことがわかった。中国当局が香港問題で強硬な姿勢を見せたことや、過去の約束不履行問題が中東欧各国を遠ざけたようだ。
「17+1」は、中国当局が大規模なインフラ投資プロジェクト「一帯一路」構想を促進し、中東欧国家17カ国(うち12カ国はEU加盟)との関係強化を図るための経済協力の枠組みだ。
同サミットは当初、昨年初めに開催予定だったが、パンデミックの影響で今年2月に延期され、オンラインビデオによる開催となった。中国の習近平主席も出席する予定だ。
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