2014年7月20日、台湾の法輪功学習者は、臓器狩りのデモンストレーションを行い、問題を周知させようとしている(Mandy Cheng/AFP/Getty Images)

強制臓器収奪に関与、米国住民が医師の親族を告発

中国共産党政権が主導する強制臓器収奪を調査する国際NGO団体、法輪功迫害追跡国際組織(WOIPFG)は昨年12月29日、4年前、中国系米国人が行った証言を公開した。リフォーム・塗装業を営む陸樹恒氏(70)は2016年、中国国内の医師である親族が、伝統気功グループ、法輪功の学習者に対する強制臓器摘出に関わったと告発した。

米中国語ラジオ放送「希望の声」は16年9月の番組で、WOIPFGの汪志遠会長を招き、法輪功学習者に対する強制臓器摘出について取り上げた。番組中、上海出身でカリフォルニア州に在住の陸樹恒氏が電話をかけてきて、中国当局の臓器狩りに関して直接告発したいと話した。

同年10月2日、陸氏は「希望の声」本部へ行き、取材に応じた。陸氏を保護するために、取材内容を4年間公開しなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で仕事をする台湾芸能人に求められる「政治的忠誠」。中国で稼ぐために、どこまで求められるのか
せっかくの大型連休、観光スポットには警察官がずらり。上海の外灘や南京路では今年も「人間の壁」が登場。少々殺伐として見える光景だが、ここまで警戒するのには理由がある
中国の大学で広がる「密告競争」。VPN、欠席、ゲーム、禁止家電、SNSでの発言まで、ライバルの弱みを大学に通報。相手が推薦から外れれば、自分にチャンスが回ってくる
中共がWHO次期事務局長選に政府高官の宋莉を擁立する計画だとロイターが報じた。米国のWHO脱退を背景に、中共による国際機関への浸透や影響力拡大、候補者の独立性をめぐる懸念が高まっている
天安門広場で、写真撮影中にVサインをした男性と妻が警察官らに取り囲まれた。人権活動家らは、中国共産党による過剰な警戒を批判し、文化大革命との共通点にも言及