【紀元曙光】2021年1月1日
天の岩戸が開き、我が国を象徴する太陽神が現れるように、新年が明けた。
▼日本人は「お天道様」に恥ずかしくない振る舞いを心掛けることで、世界でも模範的な社会秩序を保ってきた。宗教のような教義ではないが、明るい陽光に照らされることが何よりの身体浄化であり、未来への活力となる。日の本の祖国を、我らは愛す。
▼ただ、人の世はもろく、移ろいやすいものでもある。年の始めから過去を振り返るのは憚られるが、オリンピックへの期待に浮かれていた昨年の元旦の時点では、2020年の日本と世界が、これほど巨大な苦難に遭うとは誰も想像していなかった。空の太陽がなくなってしまったような未曽有の一年だった。大切な人を突然亡くした悲しみはあまりにも大きく、一時的とはいえ国家経済が心肺停止した苦しさを、私たちは身に染みて知った。
▼昨年、日本人が涙を流しながら歯を食いしばって耐え、懸命に生き抜いた今、こうして新しい年を迎えた意義は、例年の元旦に比べても、大きいのではないかと思う。昨日、つまり大晦日の、東京都のウイルス新規感染者は1337人。全国的にも感染拡大は加速的増加傾向にある。連続する「過去最多」に驚きはしないが、このような逆境から始まる新年というものを、日本人は初めて経験することになった。
▼大紀元は、読者の皆様を必ずお守りする。神とともに歩む我らの歩調は、いささかも揺るがない。
▼宇宙の悪魔は、いま断末魔のあがきの中にある。最後にすさまじく暴れているが、いずれ正邪の戦いの決着がつく。畢竟、滅ぶべきものが滅ぶのである。
関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。