2019年11月、米下院情報委員会で、トランプ大統領の弾劾を主張するエリック・スウォルウェル議員(Samuel Corum - Pool/Getty Images)

米下院共和党トップ、中国女スパイにほだされた議員を批判「議会から追放すべき」

米下院共和党トップの院内総務ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)議員は、中国共産党の女スパイの情報収集に協力したと報じられている民主党エリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員を、議会から追放すべきだと主張した。

2011年から5年間、米沿岸部や全国を対象に複数の米議員や市長らと性的関係を迫り、情報収集などをしていたとされる中国国家安全部のスパイ・方芳(ファン・ファン、別名クリスティーン・ファン、Christine Feng)の問題が物議を醸している。

米新興メディア・アクシオス(Axios)は12月8日、カリフォルニア州在住の方芳は「有望な地方政治家」を標的に親中共世論を作る工作をしていたと報じた。スウォルウェル氏に対して「中国共産党寄りの下院議員」として誕生させるまで、性的関係や選挙活動の資金集めなどを通じて支えた。

▶ 続きを読む
関連記事
米連邦議会下院の中共特別委員会は、中共は、「買えるものは買い、買えないものは盗む」という調査報告書を公表した。中共が合法調達と違法な密輸の両方を通じて、先端半導体とAI開発能力の獲得を進めていると指摘
米国で中国人研究者や留学生に対する入国審査が厳格化している。2023年11月以降、到着した米空港で留学生20人の入国を拒否した。背景にあるのは、中国共産党や軍との接点を隠した技術流出への懸念だ
カナダのフォーシーズンズ・センターで予定されていた神韻芸術団の6公演が、虚偽の爆破予告によって中止された。爆破予告メールの送信者は4月3日、さらに中国語のメール2通を送り、自らが中国本土にいることを示唆する内容を記していた
カリフォルニア州選出のスウォルウェル連邦下院議員を巡り、中国女性スパイとの接触疑惑に関する過去の捜査資料の公開問題が再び波紋を広げている。FBIが資料公開を検討している中、同議員は中止を求めて反発している
ドイツの有力研究機関トップがファーウェイの海外研究開発責任者に転じたことを受け、政界で警戒感が広がっている。中国企業による先端人材の引き抜きが、安全保障上の新たな懸念として浮上している