米下院共和党トップ、中国女スパイにほだされた議員を批判「議会から追放すべき」
米下院共和党トップの院内総務ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)議員は、中国共産党の女スパイの情報収集に協力したと報じられている民主党エリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員を、議会から追放すべきだと主張した。
2011年から5年間、米沿岸部や全国を対象に複数の米議員や市長らと性的関係を迫り、情報収集などをしていたとされる中国国家安全部のスパイ・方芳(ファン・ファン、別名クリスティーン・ファン、Christine Feng)の問題が物議を醸している。
米新興メディア・アクシオス(Axios)は12月8日、カリフォルニア州在住の方芳は「有望な地方政治家」を標的に親中共世論を作る工作をしていたと報じた。スウォルウェル氏に対して「中国共産党寄りの下院議員」として誕生させるまで、性的関係や選挙活動の資金集めなどを通じて支えた。
関連記事
FBIの機密解除文書で、米民主党のスウォルウェル下院議員が中国国家安全部と関係が疑われる女性との肉体関係を認めたとされる。米政界を狙う長期的な情報工作の実態が改めて注目されている
豪コンサル企業を模した偽サイトが、米政府・軍関係者らを標的にした中国情報機関系の勧誘工作に使われた疑いが浮上。FBIは関連する13ドメインを差し押さえた。日本でも類似の接触への警戒が必要だ
中国本土との関係が疑われる攻撃者が、複数のAIエージェントを連携させた自律型攻撃システムで台湾政府機関を標的にした疑い。85機関に侵入し、2500件超の人事情報を取得した可能性がある
カナダ国籍の中国系女性を、NATO欧州連合軍最高司令部は第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した。過去の就職申請で確認していた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る
フランス海軍の元ラファール戦闘機パイロットが、中共への機密情報提供の疑いで正式捜査の対象となった。欧米の元戦闘機パイロットを狙う中共軍の人材獲得の実態を追う