コンゴの中国人従業員、保護動物センザンコウを殺して食べる 撮影動画がTikTokに一時流通
アフリカに駐在する中国人従業員による野生動物の奪取が問題になっている。最近、コンゴ駐在の中国国営企業の従業員による5匹のセンザンコウ(英名パンゴリン)を捕獲する映像が、動画共有サービス・ティックトック(TikTok)に出回った。動画は検閲対象となり、まもなく削除された。
野生動物保護活動家の調査によると、このコンゴにおける野生動物捕獲の映像は、中国国営企業である華剛鉱業の中国人従業員によって、同社の閉鎖管理区域で行われた。
問題の動画をシェアした人物は、ラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に応じた。この人物によれば、動画を撮影したのは、華剛鉱業のパートナーである雲南堅基建築公司のプロジェクトリーダーだという。また、この人物は同僚と一緒に地元の野生のセンザンコウを捕獲して、食べたことを認めている。
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