アングル:手堅いペンス氏、勢い見せたハリス氏 持ち味発揮

[ワシントン 8日 ロイター] – 7日に米ユタ州ソルトレークシティーで開かれた大統領選の副大統領候補討論会は、共和党のペンス副大統領と民主党のハリス上院議員が互いに持ち味を発揮した。

トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染し、民主党候補のバイデン前副大統領に支持率を一段と引き離された状況でペンス氏に委ねられたのは、動揺した陣営の態勢立て直しだ。トランプ氏がバイデン氏との討論会で相手の話を激しくさえぎるなどして混乱を招いたのと対照的に、ペンス氏は説得力のある感情を抑えた発言に終始し、伝統的な共和党員や一部の無党派層に対し、政権をあと4年間、共和党に託そうと考えるべき理由を納得させるような態度を示した。

ただ残念ながら、ペンス氏はトランプ氏ではない。つまりテレビのスクリーンやメディアの報道を独占しているのはトランプ氏であり、他の陣営のメンバーはたとえ副大統領といえども影が薄くなってしまう。また今回のペンス氏の奮闘でも、トランプ氏再選にとって最も大きな問題となっている女性票を取り戻せた気配はない。

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