台湾の防衛費増計画、「強靭な防衛」には不十分=米国防総省高官

[ワシントン 6日 ロイター] – 米国防総省のデビッド・ヘルビー国防次官補代行(東アジア担当)は6日、台湾が防衛費を14億米ドル拡大しようとする計画は正しい方向へのステップだと評価しつつ、中国の脅威が高まる中で強靭(きょうじん)な防衛を確固たるものにするには不十分だと述べた。

台湾の行政院(内閣)は8月、2021年の防衛支出を4534億台湾ドル(152億4000万米ドル)と、今年の4113億台湾ドル(139億9000万米ドル)から増額する方針を示した。中国からの軍事的圧力が増す中、10%超拡大する。

中国が台湾付近での軍事活動を強化する中、ヘルビー氏は米台商業協会が主催したオンライン防衛産業会議で、中国人民解放軍の行動は台湾の「抑圧に対応する能力と準備」を試すものだと指摘。「人民解放軍の行動はリアルで危険である一方、人民解放軍は無敵ではない」とした上で、「台湾は賢明な投資を通じ、台湾の社会と軍が台湾防衛に絶対的にコミットしているという明確なシグナルを中国当局に送ることができる」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は7日、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長と電話会談し、イランは核兵器を保有すべきでないとの立場において両者の見解が「完全に一致している」と表明した
中共の妨害により中止に追い込まれていた神韻のトロントのフォー・シーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツでの公演が行われることになった。この事件は中共の妨害の理不尽さと人々の常識がそれに打ち勝ったことを浮き彫りにした
米中首脳会談を前にした敏感な時期に、イランの外相が突然北京を訪問した。これに対し、ルビオ米国務長官は、「北京がイラン外相を接待する際には、真実を伝えてほしい」と訴えた。
2022年に発生した132人死亡した中国旅客機墜落事故を巡り、米国家運輸安全委員会公開資料で両エンジンへの燃料供給が飛行中に遮断されていた可能性が浮上。燃料スイッチは誤操作しにくい構造で、専門家は「人為的操作の可能性」を指摘している。
豪華クルーズ船「ホンディウス号」でハンタウイルス感染が発生し、乗客3人が死亡。100人以上が海上に足止めされている。致死率35%ともされる中、船は現在もカーボベルデ沖で停泊中。