在米シンガポール人、中国のために諜報 罪を認める
米司法省は7月24日、中国政府のために諜報活動を行っていたとして起訴したシンガポール人が、外国代理人としての違法行為に及んだとして罪を認めたと発表した。
米捜査当局はシンガポール人のジュン・ウェイ・ヨー(ディクソン・ヨー、Dickson Yeo)被告を、2019年11月に米国入国後に逮捕した。このほど、米首都ワシントンの連邦裁判所が開かれ、出廷した。司法省は、公式ページの最新公開情報のなかで、ヨー被告の裁判について詳述した。
それによると、ヨー被告は2015~19年の間に、中国の情報機関のために「高度な安全保障情報を持つ米軍や、非公開情報にアクセスできる米政府関係者らと接触し、評価していた」。
関連記事
「5か国防衛取極(FPDA)」締結国であるオーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、英国の軍隊兵士132人が2021年7月5日から14日にかけて仮想形式で「スーマン・ウォリアー(Suman Warrior)」演習を実施したことで、同軍事同盟の永続的な重要性が改めて実証された。
第15回目を迎えるASEAN(東南アジア諸国連合)国防相会議(ADMM)および連続して開催された第8回ASEAN拡大国防相会議(ADMMプラス)の2つの多国間防衛会議では、南シナ海における紛争解決に向けた行動宣言と非従来型の脅威に対処する協力的措置に焦点が当てられた。
同省は6日、「予防接種人数は、国の予防接種プログラムの下で接種した人のみを反映している」と発表した。同国は現在、モデルナ社のワクチンとファイザー/ビオンテック製ワクチンの接種を進めている。
財務省が5月13日に発表した国際収支統計によると、日本からASEANへの対外直接投資(ネット、フロー)は2021年1~3月の期間で、前年同期比2.3倍の1兆2869億円だった。
ベトナムを議長国としてASEAN国防相会議(ADMM)を開催した東南アジア諸国連合加盟諸国は2020年12月、団結して各国の主権と航行の自由を保護する姿勢を示した。南シナ海における中国公船の力を背景にした行動に、ノーを突きつけた。