アングル:豪の活況支えた住宅ブーム終焉、対中関係の悪化も影
[シドニー 7日 ロイター] – オーストラリア経済の最近の活況を支えてきた国内の住宅建設ブームに終わりが見え始めている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた国境閉鎖で移民や留学生の流入が激減し、都市部の高層住宅を中心に需要が落ち込んでいることが背景にある。
オーストラリアの人口は移民や留学生の増加がけん引し、2000年以降約600万人増えた。これはドイツの人口増加率の6倍以上。移民の増加を背景に、高い都市部で1戸当たり面積が小さい高層の集合住宅の需要が高まった。
ただ、新型コロナ対策のための国境封鎖は当面続く見通しで、雇用と経済全体に占める割合が約10%に達する住宅建設の落ち込みが失業率を押し上げ、住宅業界全体に影響を及ぼす恐れがある。
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