混乱は香港が解決すべき、中国は国家安全法の導入再考を=英外相

[ロンドン 11日 ロイター] – 英政府は香港に関する半期報告書で、香港の混乱に対する解決策は中国ではなく香港が自ら講じるべきとの認識を示した。また、中国政府が国家安全法の導入を見直す時間はまだあると主張した。

香港では昨年、大規模で激しい反政府デモが実施された。混乱の長期化を重くみた中国中央政府は今年5月の全国人民代表大会(全人代)で、国家分断や中央政府転覆などを禁じる国家安全法を香港に導入する方針を決定した。

2019年7月1日─12月31日の香港の状況に関する報告書で、ラーブ外相は「混乱に対する解決策は香港が見つけるべきで、中国本土から押し付けることはできない」と指摘し、徹底的で独立した調査を経た上での対話と和解の重要性を強調した。また、昨年末以降の状況にも踏み込み、「中国が考え直し、瀬戸際から後退し、香港の自治と自らの国際的責務を尊重するための時間はまだある」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
国連安保理で北朝鮮の核・ミサイル問題を話し合う会合が開かれた。ロシアの反対で国連の監視が難しくなる中、日本は新たな枠組み「多国間制裁監視チーム」で各国と協力し、制裁の抜け穴を防ぐ方針だ
日本から1万4千km離れた資源国・アンゴラ。友好50周年を迎え、茂木外相が現地を訪問。長年の復興支援から、レアアースなどの資源開発を通じた「対等なパートナー」へと進化する両国の最新動向を伝える
茂木外務大臣がアフリカのケニアを出張している最中に、イランのアラグチ外務大臣からわざわざ求められる形で電話会談が行われた
日本の外務大臣として実に42年ぶりとなる歴史的なザンビア訪問。世界有数の重要鉱物を有する同国との絆は、私たちの未来をどう変えるのか?
高市総理はベトナムで演説し、提唱10年を迎える「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化を宣言。宇宙・半導体での日越連携や、エネルギー安保を柱とする「パワー・アジア」構想、安全保障能力強化支援(OSA)の拡充を通じ、地域の自律性を高める新たな指針を示した