北朝鮮、新型コロナで食料不足悪化 制裁措置の再考必要=国連

[ジュネーブ 9日 ロイター] – 国連のキンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は9日、北朝鮮における「広範な食料不足と栄養失調」が約5カ月にわたる中国との国境封鎖と新型コロナウイルス感染拡大抑制策で悪化していると警告した。

キンタナ氏は北朝鮮について、対中貿易が3─4月に90%減少するなど新型ウイルス感染拡大で「著しい経済的な困難」に見舞われていると指摘。国連安全保障理事会に対し、食料が確実に供給されるよう、北朝鮮の核・ミサイル開発プログラムに対し導入されている制裁措置を再考するよう呼び掛けた。

同氏によると、北朝鮮では医薬品の価格が急上昇しているほか、都市部では路上生活者が増加。「多くの家族が1日2回しか食事を取れておらず、食べ物はトウモロコシだけの場合もあり、一部は飢餓にひんしている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
EU、オランダ、ドイツ、ギリシャが、米国主導の「パックスシリカ」構想に新たに参加した。同構想は、中共との競争激化に対応すべく、AI関連の技術サプライチェーンを強化することを目的とする
米国とイランの交渉進展を受け、ホルムズ海峡をめぐる緊張が一時緩和し、国際原油価格は下落した。米専門家が、価格上昇の背景には供給不足ではなく物流不安と市場心理があったと分析
米司法省は、暗号資産投資詐欺やサイバー詐欺で得た資金の移転や洗浄を支援していた疑いで、カンボジアを拠点とする匯旺集団関連のクラウドサービスのアカウントを差し押さえた
17日、日本人の男女9人を含む外国人17人が特殊詐欺関与の疑いで現地当局に拘束されたことが分かった。ラオス警察当局が22日に発表
中国共産党の「民族団結進歩促進法」施行を前に、台湾の頼清徳総統が越境弾圧への警戒と民主国家の連携強化を訴えた