新型コロナ、子どもの拡散力は大人より弱い可能性=英疫学専門家

[ロンドン 19日 ロイター] – 子どもたちが新型コロナウイルスを拡散させる力は大人より弱い可能性があると英国の疫学者が指摘した。

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のロザリン・エッゴ博士は19日、貴族院(上院)科学委員会の公聴会で、感染した子どもが拡散させる力が大人に比べて弱い可能性を示す根拠が見つかり始めていると述べた。「子どもの拡散力が弱いことを示唆する手がかりがあるが、確実ではなく、確定にはさらに研究が必要」と説明した。エッゴ博士は、英政府の非常時科学諮問委員会(SAGE)で子ども間や学校での感染に関する部会のメンバー。同氏の研究ではこれまでのところ、20歳未満で症状が出る確率はかなり低いという結果が出ているという。

SAGEの委員で同大学院のジョン・エドモンズ教授は公聴会で、新型コロナの感染拡大に子どもたちが大きな役割を果たしていないことは驚きと指摘。「大半の呼吸器系ウイルスや細菌類の拡大において子どもたちは中心的な役割を果たすのに対し、新型コロナではそうなっていないようで、異例といえる」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジアラビアの国防相のハーリド・ビン・サルマーン王子は米国政府がイランに対して軍事攻撃を行わなければ、イランの強硬姿勢を助長することになると警告した
中国共産党(中共)政府はWHOの最大拠出国となることで絶対的な影響力を確保しようとしており、専門家はこの動きが世界的な感染症管理体制を崩壊させ、新たな健康危機を引き起こす可能性があると警告している
2025年に台湾人が中国大陸で連絡不能となったり、留め置きや取り調べを受け、身体の自由を制限された事案は累計221人に上り、2024年の4倍に増えたと台湾の大陸委員会が公表した
社会主義国家として「迷信排斥」を掲げてきた北朝鮮で、幹部らが失脚を恐れ、密かに占い師を訪ねているとの情報が伝えられている。韓国メディアによると、党大会を控えた人事不安を背景に、官僚層の間で占いに頼る動きが広がっている
トランプ米大統領は1月30日、イランとの核合意の締結を望んでいると述べる一方、交渉が決裂した場合、イランは深刻な結果に直面することになると警告